父と娘の絆を語る感動作『あいあい傘』が13日、北京で上映されました。これは「2019北京・日本映画週間」の一作であり、日本から訪れた監督の宅間孝行さん、主演女優の倉科カナさんが舞台挨拶をしました。

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 映画の見所について宅間監督は、「まずはワンシーンワンカットにこだわった。ワンカットに色々なものがあり、その中に情報がたくさんある。この映画は、大きな画面で、なるべく綺麗な美しい映像と、カットなしでの俳優たちの演技を途切れずそのまま見せることを狙いとして、俳優の生々しい演技と、美しい場面を意識してご覧いただけると嬉しい」と語りました。

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 そして、主演の倉科さんは、『あいあい傘』は自分にとって大切な作品だとアピールし、さらに撮影現場のエピソードを振り返って、「ワンシーンワンカットが多かったので、私たちに何かハプニングがあってもカットを止めず、そのハプニングも力に変えて新しいワンカットが出来上がるという、奇跡みたいなことをキャスト一同待ち望んで撮影に挑んでいた」と裏話を紹介しました。

 また、宅間監督と倉科さんはともに中国は初めてとのことで、北京の広さや交通などについて感想を話しました。倉科さんは北京のグルメはとてもいいと強調し、会場の雰囲気を盛り上げました。(取材&写真:とんとん、閔亦氷、王巍、星和明)

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