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 中国を代表する女優の章子怡(チャン・ツィイー)が、今年10月28日~11月5日に開催される第32回東京国際映画祭コンペティション部門の審査委員長を務めることが決定しました。この部門での中国人の審査委員長は、張芸謀(チャン・イーモウ)、陳凱歌(チェン・カイコ―)、鞏俐(コン・リー)に次ぐ4人目となります。なお審査委員は、女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)や範氷氷(ファン・ビンビン)、王祖賢(ジョイ・ウォン)が過去に務めています。

 章子怡は、「半年前に依頼をいただき、興奮と感激で胸がいっぱいだった。審査委員は経験があるが委員長という大役は初めてなので、全力で成し遂げたい」との意気込みを語ったほか、「映画祭でたくさんの作品を見たい」といった期待も寄せました。

 さらに、東京国際映画祭について、「中国の映画人には親しみがあっておなじみの映画祭であり、毎年、中国の作品も出ているので、今回もいいものがあればぜひ皆さんにお勧めしたい」と話しました。

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最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のプレミア上映式に登場する章子怡

 章子怡(チャン・ツィイー)、1979年北京生まれ。1999年に張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『初恋のきた道(原題:我的父親母親)』のヒロイン役に抜てきされ、鮮烈な女優デビューを飾りました。このデビュー作により第50回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞。その後、米アカデミー外国語映画賞を受賞した『グリーン・デスティニー(臥虎藏龍)』の主演として世界に名を馳せるようになり、2005年にロブ・マーシャル監督の『SAYURI』で主演を務め、ゴールデングローブ賞主演女優賞へのノミネートを果たしました。そんな彼女が出演した新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(中国題:哥斯拉2:怪獣之王)』がいよいよ今月31日に中・日・米の3カ国で同時公開決定!(ミン・イヒョウ 森)